イギリスのビーチ 砂浜ビーチではない?! Pebble Beachとは?

Life in England

2020年の夏も完全に終わり、コロナウイルスの影響で今年は海水浴をしなかったとか、人が多くいるビーチには行かなかったという人も多いようです。海で囲まれている日本では、行こうと思えば海を見行くことが出来て、海水浴を楽しむことができます。イギリスも島国なので、比較的容易に海沿いには行けます。ロンドンであれば、海沿いの街で有名なブライトン(Brighton )まで、電車や車で1時間から1時間半くらいで行くことが出来ます。実際に夏は、天気が良くて、気温が比較的高い日のブライトンはかなり人が押し寄せて、日光浴や海水浴をする人で溢れかえります。

しかし、日本人の多くがイメージする海沿いでの日光浴や海水浴するビーチは、白い砂浜、沖縄のように青く、透き通った海の色を想像する傾向にありますが、イギリスのビーチではそのイメージが崩壊します。なぜなら、イギリスの多くのビーチは、砂ビーチ(Sand Beach)ではなく、小石のビーチ(Pebble Beach)だからです。先に挙げたイギリスの南の街ブライトンのビーチも、小石のビーチになります。砂ビーチだと、敷物を忘れて座ってもあまり何とも思わず、立つときにお尻についた砂を払うので済みますが、小石ビーチだと、敷物を忘れると実際にお尻が痛くなり、手や足にも石の跡ができるくらい硬く、しっくりこないかもしれません。これは、南のブライトンに限らず、イギリスの多くのビーチはこの小石のビーチが多いのが特徴ですが、それでもイギリス人やヨーロッパの観光客や定住者は、夏場の海水浴や日光浴を存分に楽しみます。

ただ、イギリスには砂のビーチもあります。綺麗なサラサラな砂の快適なビーチが南西のボーンマウス(Bournemouth)には、リゾートで有名な砂のビーチもあり、そこも毎年賑わっています。個人的にはやはり小石のビーチより、砂のビーチの方が靴下を脱いで裸足になれて、心地よいので好きですね。小石は足裏のツボをいつも押されている感覚なので、サンダルがなく裸足で歩こうと思ったら、歩けない人もいるかもしれません。

ビーチと聞くと砂浜のビーチを思い描く人が多いかもしれませんが、ところ変わればビーチと聞くと小石のビーチが思い描く人もいるかもしれないという事ですね。ちなみに日本人の多くの人が知っている南フランスのニース(France Nice)もリゾート地で多くの人が日光浴や海水浴をしていますが、そこも砂のビーチではなく、小石のビーチですので、敷物を忘れずに持ってお出かけください。

小石のビーチの波打ち際
ボーンマウスの砂浜のビーチ
フランス ニースの小石のビーチ

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